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旅するように暮らすミニマリストのブログ

観光地がない国の魅力は「人」

熱気のある人々がエネルギッシュな雰囲気を生む国、助け合い文化が人の良さをつくる国、距離の近い人との関係が面白みを感じさせてくれる国。そんな「人」なしでは語れない国、バングラデシュに住んでいます。

 首都ダッカの道路はバス、車、トラック、リキシャ、人、動物でひしめき合い、人口過密国での生活の過酷さが道路を見るだけで伝わってきます。そして、そんな環境で生き続けるベンガル人たちが熱気を放ち、エネルギッシュな国の雰囲気を生んでいます。

 ベンガル人は見ず知らずの人同士でも助け合って生活しています。バスに乗る時や降りる時に手を取り合う、道に迷うと教え合うような場面は、日常的によく見られる光景。助ける人の国籍も関係ありません。日常的に助け合いが根付いているのです。

 また、バングラデシュの面白さも、人との関係にあります。ベンガル人と少し仲良くなると家族との食事に招待されますが、これはダワットと呼ばれるこの国の文化。ダワットでは最高のおもてなしをしてくれます。初めて会った家族でも、誰もがオープンに接してくれるので堅苦しさもありません。食を通じたコミュニケーションができるダワットは、言語の壁を感じさせず、その家族と喜びを共有できる楽しい交流の場です。

 このような異文化生活も当たり前になっていきますが、どんな日常の中にもその時にしかできないことや、その時にしか感じられないことがあり、そんな日々に感動が含まれています。

 どんな環境でも、どんな日常を過ごそうとも、自分の意識次第で、すごさ、良さ、楽しさ、喜び、面白みをいくらでも発見できることを、この国の生活を通して学びました。

 バングラデシュの生活も残りあと数ヶ月。限りある時間の中、1日1日を大切にし、たくさんの感動を見つけ、あらゆる感情を共有しながら交流し、貴重な異文化生活を最後まで満喫します。

もうすぐ今の生活を懐かしく、恋しく思う日がくると思うと、余計に貴重でかけがえのない日々だなと思います。